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時間を無駄使いしたいあなたへ

先週の中日ドラゴンズ(6/4〜6/9)

皆さんこんばんは。いつも通り先週の中日ドラゴンズの試合を振り返るコーナーです。

 

先週はいかがお過ごしでしたか?私は便所のネズミのクソにも劣る一週間でした。

 

そんなことはどうでもいいので、交流戦好調のソフトバンク楽天との試合を振り返っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6/4 ×ソフトバンク 1回戦(バンテリンドーム)

2-3●

 

勝 杉山 2勝

負 マルティネス 2敗 17S 

S   松本 1勝 1S 

 

 

交流戦で2年間自責点が無い髙橋宏斗投手。しかし2回に甲斐選手にタイムリーを打たれて先制を許します。

4回、ノーアウトから連打でチャンスをつくり、4番細川選手が同点のタイムリーツーベースを放ち、さらにその後1アウト満塁とし7番山本選手の犠牲フライで勝ち越しに成功します。

高橋投手はその後もピンチを背負いながらも5回を1失点に抑え、マウンドを降ります。

しかし7回、清水投手がヒットとエラーで2アウト一三塁の場面で痛恨の暴投。ランナーが返り同点に追いつかれてしまいます。

9回にマルティネス投手が四球と盗塁で得点圏にランナーを進められ、3番栗原選手に決勝タイムリーを献上。その裏は松本投手の前に3人で攻撃終了。中日、なかなか波に乗れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6/5 ×ソフトバンク 2回戦(バンテリンドーム)

1-5●

 

 

大関 3勝

負 小笠原 2勝 5敗

 

 

中日の先発は小笠原投手。2回に先制を許し、続く3回には四球とエラーでピンチを背負い、そこから崩れて4失点。打線も1点を返すのがやっとでソフトバンクに連敗です。

 

 

最近の中日は左投手にあまりにも弱すぎな気がします。隅田投手や大関投手の様な一線級の左投手が出てきたら終わりなのキツすぎます。

 

この日は怪我で育成契約となっていた岩嵜投手が支配下復帰後初登板。1回を1安打無得点に抑えて復帰戦を古巣戦で飾りました。

2022年のオープン戦では調子が良く、立浪監督からセットアッパーを明言されていました。しかし、初登板時に肘を怪我してシーズンを棒に振ると、シーズンオフにトミージョン手術となるなど災難な1年となってしまいました。

そこから去年は1年リハビリに費やし、今年は春から実戦復帰し、満を持して6月に支配下に返り咲きました。

球速も150キロまで戻ってきているので、怪我前の状態まで回復していると思っています。また中継ぎが補強された事はチームとしては非常に有難いです。後は怪我しない様、無理だけはしないで欲しいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6/5 ×ソフトバンク 3回戦(バンテリンドーム)

3-0〇

 

 

勝 柳 4勝 3敗

負 石川 2勝 1敗

S  マルティネス 2敗 18S 

 

 

 

ここ2年ナゴヤドームでの勝利がない柳投手。ナゴヤドーム9連敗中で、今季は特にナゴヤドームでの防御率が良くありません。

しかしこの日は初回から栗原選手、山川選手から三振を奪う順調な立ち上がりを見せます。

しかし一方で打線も東浜投手からチャンスこそつくるものの、あと一本が出ず得点を奪えません。

4回裏、前の回に打球が直撃した影響で東浜投手がマウンドを降りることに。代わったばかりの石川投手からビシエド選手が今季初ホームランで1点を先制。このカード初めて先制点を取ります。

柳投手は6回2アウトからヒットを許したところで藤嶋投手に交代。勝利投手の権利を持ち、マウンドを降ります。後を継いだ藤嶋投手はヒットを浴びてピンチを拡大させてしまったものの、近藤選手を一直に打ち取って柳投手の勝ちを死守します。

8回に1アウト一二塁で途中出場の加藤選手に打席が回り、初球を捉えた打球は右中間を破る2点タイムリーとなり、大きな追加点となりました。

9回には4日に失点しているマルティネス投手が登板。近藤選手にヒットを許しましたが、田中選手のスーパープレーもあり無失点でリベンジを果たし、中日も連敗ストップ。柳投手は2年振りのナゴヤドームでの勝利を収めました。

 

 

ようやく、やっとこさ、久しぶりに柳投手がナゴヤドームで勝てました。

相性という点もあるとはおもいますが、去年1回も勝てなかったのはどう考えてもおかしいと思います。今季はいい時と悪い時がハッキリしており、まとまって失点するシーンも多いですが、チームの連敗中で相手がパ・リーグ首位のソフトバンク打線という中で、勝てたのは良かったです。

なかなか点を取れない中で、先制点を与えない事の大切さが改めて分かりました。この勝利を機にナゴヤドームでも連勝出来る様に頑張って欲しいです。

 

この試合代走で出場した加藤選手がタイムリー。どうせ送りバントやろとか思ってました。申し訳ございません。

加藤選手といえば強肩と守備力に定評がある選手ですが、地味に足が速いんですよね。今回は足の速さが回り回って活きました。余談ですが、キャッチャーは足腰に負担が非常にかかるポジションなので、俊足の選手はあまりいないイメージです。

彼が2割くらい打てれば今の中日なら正捕手を任せられるのですが、この試合時点で1割2分8厘とあまりにも低すぎます……

時々意外な長打を見せる時もあるので、もう少しだけでも打撃に確実性が欲しいところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6/7 ×楽天 1回戦(バンテリンドーム)

0-2●

 

 

勝 早川 4勝 3敗

負 涌井 2勝 4敗

S   則本 1勝 14S 

 

 

涌井投手が古巣楽天戦に登板。中日に移籍後初対戦となりました。

初回に内野ゴロの間に失点し先制されると、続く2回にはトレード相手である阿部選手にタイムリーを打たれます。

しかしその後は立て直し、7回を2失点の好投を見せました。ベテランですが、終盤までストレートの球速を落とさないなど、まだまだ若い投手には負けていません。打線に関しては何も言うことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6/8 ×楽天 2回戦(バンテリンドーム)

2-7●

 

勝 古謝 1勝 1敗

負 メヒア 3勝 3敗

 

 

 

中日は初回2アウトから福永選手のホームランで1点を先制し、カリステ選手のタイムリーで2点目をあげます。

しかしその直後にメヒア投手がピンチを招き、渡辺選手にタイムリーを浴び、その後失策が絡んで満塁とすると、小郷選手にグランドスラムを浴びてこの回6失点。幸先よく先制したものの瞬時に逆転され完全に意気消沈。またしてもカード負け越しです。メヒア投手の序盤の失点癖は訂正していって欲しいと思います。

 

 

福永選手がサードのレギュラーとして定着しつつあります。去年課題だった守備面も大幅に改善されており、より打撃に集中出来ていると思います。

地味に4盗塁しており、出塁率も4割近くと、無くてはならない存在になっています。左投手に対しても3割打っており、もう少し長打力が付けばさらに良いです。

ですが、福永選手の弱点として得点圏での打撃があります。去年から苦戦しており、今年も1割で打点3と3番打者にしては寂しい数字です。そこは期待されて3番を任されていると思うので、この苦手を克服しさらにステップアップして欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

6/9 ×楽天 3回戦()

3-1〇

 

勝 松葉 3勝 3敗

負 岸 2勝 6敗

S  マルティネス 2敗 19S 

 

 

5/18以来の一軍登板となった松葉投手。2回に阿部選手にホームランを浴び1点を先制されますが、その後はテンポ良くアウトを取っていき5回1失点に抑えます。

打線は4回、先頭はこの日久々のスタメンとなった板山選手。ツーベースヒットでチャンスをつくり、続く宇佐見選手もヒットで続き、一三塁の場面で村松選手の犠牲フライで追いつきます。

その後2アウトからカリステ選手がタイムリーヒット。この回勝ち越しに成功します。

さらに5回、2アウト一塁から板山選手がこの日3本目のヒット、さらに宇佐見選手も続きタイムリー。1点を追加しました。

6回からは中継ぎ陣が踏ん張り無得点。またしても3タテは阻止し、松葉投手は4/29以来の3勝目となりました。

 

 

テンポ良く投げて5回まで抑える。久々に松葉投手らしいピッチングでした。

この日は被安打も少なく、失点もホームランだけでした。月曜日に登録抹消となっているので、また中10以降での出番となりますが、それまでしっかりと調整して臨んで欲しいです。

先発ローテを6人で固定して回せるチームならともかく、今の中日は何人か定期的に調子を落としたりする投手がいる中で、松葉投手の様な選手がいてくれると心強いですよね。

最近は長いイニングを任される事も少なく無いですが、やはり5回までの松葉投手は安定感あります。谷間での登板が続きますが、任された時にしっかりと与えられた仕事をしっかりとこなせる投手です。次回以降もお願いします。

 

 

板山選手が3安打猛打賞、その後を打った宇佐見選手も2安打1打点と活躍しました。2人とも二軍での再調整を経て一軍復帰後は結果を残しています。

賛否両論ありますが、ユーティリティな活躍を続けている板山選手。田中選手が体調不良という事で一軍に再昇格後初スタメンで結果を残しました。課題となっていた打撃面で改善しつつあり、守備も外野と二塁を任されています。スタメンを張る場面はこれからもあまり多くは無いと思いますが、出された時にしっかりと結果を残しています。

宇佐見選手も謎の二軍降格を経て再昇格後、勝負強いバッティングを見せています。中日の中ではバッティングは一番良いキャッチャーですし、中日の中では珍しくチャンスに強い貴重な存在です。

スタメンで出ない日も代打として宇佐見選手が使えるのは大きいと思います。なんで落としてたん?左の代打は大島選手もおり、選択肢が増える事はいい事ですね。

リード面も、松葉投手とは合ってそうでしたし、投手によって捕手を変えながら起用していくのが良い気がします。今現在もそんな感じの起用法ですが。

本日より、ブライト選手と周平選手が一軍に昇格するそうです。宇佐見選手や板山選手の様に、二軍での調整を一軍で発揮して欲しいです。あと、もっと積極的に選手の入れ替えはした方が良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という事で先週の試合の振り返りでした。やはり調子のいいチームに勝つのは難しいです。それでもやりようによっては勝てた試合もあったと思います。

そこで競り負けてしまうのが今の中日の現状ですし、相手チームの勢い、実力なのでしょう。3タテ回避出来ただけ良しと思いましょう。

 

雨がなければ今週で交流戦もおしまい。あっという間の3週間でしたが、まだ終わっていません。むしろここからがマグマなんです(?)

6連敗中の日ハム戦と、ろくに勝てた思い出の無いマリンスタジアムでのロッテ戦が残ってます。ち中日は嫌いな食べ物は最後まで取っておくタイプなんですねぇ(?)

 

最悪の事態は免れる様に頑張って欲しいです。ちなみに最悪の結果となった場合は振り返ること無く、全力でスルーしたいと思います。

それでは来週皆さんと出会えるのを祈っています。それでは。