皆さんお疲れ様です。
今回もガールフレンド(仮)のアニメを見てダラダラ感想をたれていこうと思います。
前回はこちら
今回で11話、最終版です。ですが特にいつもと変わらない日常……と思っていたら終盤に相応しい(面白いかはどうかはおいといて)話をここにもってきました。
今回の主役は皆さんが大好きなクロエ・ルメールです。
ゲーム初期から人気キャラであり、2014年の新春キャンペーンCMにてその名を全国に轟かせ、一世を風靡したと言っても過言ではありません。
彼女をきっかけにガルフレを知った人や、ゲームを始めた人も多い事でしょう。ブームの火付け役として彼女はガルフレの最大級の功労者と言えます。
アニメでも要所で目立ちまくっていた彼女ですが、ここにきて主役回がやってきました。
という事で11話見ていきましょう。
11話 「さよならア・ラ・モード」
OP無しでいきなり本編へ。
聖櫻学園は期末テスト最終日。これから冬休みがやってこようとしています。
ここみんもテストを終えて、「ヨシッ!」と立ち上がります。ここのヨシッ!の意味は最後まで分かりませんでした。ここみんみたいな優等生でも、テスト後はハッスルしたくなるので仕方ありません。
放送部の2人は、冬休みの連絡事項と生徒会の年末ボランティアの募集を放送で伝える様に頼まれたらしく、今後の放送内容も合わせて打ち合わせ中です。
生徒会の手伝いは別として、冬休みの連絡事項はクラスの担任の先生がやるべきだと思います。
知曰く、寒くなってくるとほっこりいい話が聞きたくなるらしいです。確かに年末は冬休みやら、クリスマスやら、年越しやらで盛り上がる時期ですからね。盛り上がりますよね?
学園がテストからの解放+もうじきくる冬休みでウキウキの中、浮かない顔を浮かべるクロエがいました。彼女の身に何があったのでしょうか。
クロエ「ドウシマショ…ヤホーフサガリデス……」
ベンチで俯いている彼女の元に、同じく留学生のユーリヤが通りかかります。
彼女たちは出身国こそ違いますが、同じ日本大好き留学生の熱い絆で繋がっています。
ユーリヤ「テストの結果が良くなかったですか?」
外国人らしいいきなりド直球ストレートを放り込むユーリヤ。しかしテストの出来が云々はどうでもいいそうです。
ユーリヤ「ではクリスマスパーティについてですか!?」
テストが終わり、楽しみな冬休みに向かってテンションが上がりまくっているユーリヤ。グイグイきます。
ユーリヤは1年生なので、初めての日本のクリスマスパーティが楽しみで仕方ない様子。可愛すぎる。
しかしそんなユーリヤをよそに、クロエはうわの空。話も全く入ってきません。
その後立ち上がったと思ったらどこかへ歩いて行ってしまいました。
ユーリヤも明らかにいつもとは違うクロエの様子に困惑してます。
食堂では森園芽以と重藤秋穂の巫女従姉妹が一緒にお昼ご飯を食べています。
森園芽以は神社の娘であり、普段から家のお手伝いとして掃除などをしている巫女ガールです。そして9話でも書いた様に、重藤さんとは従姉妹にあたり、重藤さんも神社をお手伝いする事がよくあるそうです。
それが影響しているのかとても綺麗好きで、お掃除大好き巫女さんガールとの異名で呼ばれます。
通り名とかはどうでもいいので芽以ちゃんのソロ曲「まみむめそ」は神曲なので聞いてください。
芽以「かぼちゃと冬至ってなんの関係があるの?」
秋穂「かぼちゃが冬に不足しがちな栄養素を補ってくれるからだよ」
そんな深い理由があったの初めて聞きました。どうも令和で唯一、ガルフレから雑学を教わる男です。
詳しくはクラシルさんがまとめてくれてたので、良かったら参考にしてください。↓
そんな事はどうでもいいけど芽以ちゃんの「秋穂お姉ちゃん」呼びいいですね。神とさせていただきます。
どうやら芽以ちゃんは昨日、クロエから同じ質問をされていたそう。あと破魔矢についても聞かれたそうで、上手く答えられ無かったみたいです。
破魔矢とはお正月や初節句等の縁起物として、神社お寺から貰える魔除けの矢で、お正月シーズンの飾り物の定番です。
ガルフレを見ながら皆さんも私とともに教養アップしましょう。
そこへ丁度クロエがフラフラとやってきます。
芽以ちゃんの呼び声にも反応せず、またしてもどこかへ行ってしまいました。
一緒に下校するエミちゃんとここみん。そこへエレナがやってきて、いつもの様にセクハラをします。
この間の話という事は、前回のミス聖櫻の打ち上げの話かと思ったんですけど、ここみんが断固拒否しているため、また別件であると思います。
ここみんに無理やり口封じされるエレナ。
ここまで拒絶されるってどんなお願いでしょうか。1話で言ってた撮影でしょうか。未だに言い続けているのであればしたるべき機関に相談した方が良さそうです。
そこにまたしてもクロエが通りかかります。
エミちゃんのよく響きそうな元気な声にも反応せず、険しい表情で通り過ぎるクロエ。あまりにも普段と違う様子に、エミちゃんも本物のクロエなのか疑ってしまうほど。
その後よく入り浸っている図書室にやってきたクロエ。ここみん達も後をつけます。
大好きな文緒ちゃんが気にかけて声を掛けられますが、クロエはなんでも無いとはぐらかして逃げていきました。
よく見たらめちゃくちゃ沢山のストーカーを抱えています。
みんなクロエの様子がおかしい事が気になって仕方ありません。文緒ちゃんでも理由が聞き出せ無かったので、ここは明音にインタビューを装い、あることないこと根掘り葉掘り聞いて貰うことにします。
教室でボーッとしているクロエに速攻仕掛ける明音。
それっぽい事を聞いてみますが、話が全く耳に入って来ていません。
仕方がないので明音はクロエに、今悩んでることはないのか直球で聞いてみることに。
しかし……
クロエ「ゴメンナサイ......話スヨウナコトはナニもナイノデス……」
こう言うとクロエはまたどこかへ行ってしまいます。どうしても人に言えないような事情みたいです。
そもそもクロエは分からない日本語や日本の文化などをよく人に聞いてますし、困ったことがあったらその都度誰かしらに相談してそうです。
そんな彼女がだれにもいえねぇ悩みとは一体何なんでしょうか。
なかなか口を割らないクロエに対しここみんは、ある方法でクロエから話を聞き出すことにします。エレナも連れて。
エレナに呼び出され、渋々付き合わされるクロエ。
向かった先は体育館。そこにはここみんが待ち受けていました。
そう、第1話で2人が初めて出会った時と同じ場所、同じメンバーです。
ここでここみんとクロエは出会い、クロエが落とした写真を彼女に届ける為に奮闘たらい回ししました。
無事にクロエに届けた時にお礼として、ここみんのお願いをなんでも聞くという約束をしていました。
ここにきてまさかの1話の伏線を回収してきました。このアニメで数話越しの伏線をちゃんと回収する事があるなんて思っていなかったのでちょっと感動してます。ずっとみてきて良かったと感じます。
こ「何を悩んでいるのか教えてくれませんか?」
ここまで温めてきたお願いをここしかないタイミングで使うここみん。しかしここでもシラを切るクロエ。
こ「日本では嘘をつくと鬼に舌を抜かれるそうです。」
満面の笑みで脅すここみん。小学生くらいまでしか通用しなさそうな脅しです。ここでも人の良さが出ます。
しかし、舌を抜かれるのがどうしても嫌なクロエはようやく真実を明かします。
どうやらクロエはお正月に家に帰ってくるように言われているそうです。
冬休みの間帰省という事では無く、学校も中退して完全に帰国するつもりです。
一同驚きを隠せません。みんなを悲しませないように、クロエはその事をずっと言えずに、暗い顔をしていました。
クロエは3年生で普通なら来春卒業なので、このタイミングで学校を辞めて帰国というのは考えられません。家族の都合でしょうか?まあガルフレはサ○エさん時空なので来年も3年生ですが。
両親が帰国を迫る理由は、日本がとても危険な国でクロエ1人で生活させる訳にはいけないという理由だそうです。
?
3年間通わせといて今更?
ガルフレ世界の日本でとんでもない凶悪犯罪でもあったんでしょうか??
いや留学生なら今年から来た可能性も………と思いましたが、文緒ちゃんが「クロエは1年生からいる」と言ってたので理由が分かりません。
重苦しい雰囲気の中、ユーリヤがクロエの両親に聖櫻は安全な学校である事を証明しようと提案します。実際に学校の普段の様子を見せることで、両親に安心して貰う作戦です。そのまま新入生向けの映像としても使えそうです。
ということで映画研究会協力の元、学校の紹介ビデオ作成にとりかかります。
明音「我が聖櫻学園には、ゴルフ部や、ビリヤード同好会などバラエティに富んだ体育会系の部活や…」
???
何故ニッチな部活動から紹介するんでしょうか?
普通部活動紹介する際に真っ先にゴルフ部は紹介しないと思います。
まあ学校内でゴルフの練習が出来るのは珍しいと思いますし、様々な施設が充実していることのアピールが出来るとも言えます。
その次に当然のように紹介されているのがビリヤード同好会は謎です。
運動系の珍しい同好会ということで選ばれたのでしょうか?学校説明のビデオなのにチョイスが分かりません。普通の人はそう感じると思います。
ですが、私は運動部の紹介として真っ先にこの2つを上げた明音を褒め称えたいです。
わずか数秒でしたが、麗巳×忍の2人の絡みを拝むことができました。多分製作者側に2人を激推ししている人が居たんだと思います。
推しキャラが動いているのを見るだけで、こんなにも心が満たされるものなんですね…麗巳ちゃんのセリフが無かったのは残念ですが………
わずか数秒の事を長く語り過ぎました。先に行きます。
文化部代表としては、合唱部と考古学研究会が紹介されました。
9話でも登場した合唱部の2人。2人出てきますが喋るのはしおりちゃんだけです。
考古学研究会の石田いすき石大好きと古谷朱里。日本の文化と歴史の素晴らしさを唱えます。
古谷朱里は2年生で、オカルト系の歴史が好きな女の子です。運動神経が良くアウトドアが好きです。ちなみに「あかり」ではなく「しゅり」と読みます。燈がいるからでしょうか。
この子は実装されてすぐにSRとか恒常HRとかあって目に留まる事が多かったし、声優も小清水亜美さんで非常に人気のある方を登用してる程優遇されているキャラなのですが、全然人気がありません…
挙句の果てに古谷朱里で検索すると、陶芸家の方のサイトが真っ先に表示されます。
更には月白先生と橘先生にも協力してもらい、無事にビデオは完成しました。
にゃんこズ5のメンバー達も図書室に駆け込んで来ました。メンバーのエミちゃんから聞いていても立ってもいられなかった様子です。
4話にて捨て猫を拾った天に輝く五つ星の皆さんですね。最終回直前での激アツ再集結です。
クロエは捨て猫達の様子を気にかけて、彼女たちを良く見に行っていたそう。そのお礼が出来ないままお別れする訳にはいかないのでお手紙を書きたいと物知りな文緒ちゃんに助け舟を出したそうです。
クロエは学年問わず、みんなから親しまれていますね。明るくて誰にでも気さくに話しかけてくれる美人なので、実際いたら多分みんな好きになると思います。
ちなみに4話ではクロエは登場していないので、どういう経緯があったのかは不明です。
こうしてみんなが協力して作ったビデオと、手紙を貰ったクロエ。これを見たらご両親も考えを改めてくれるかもしれません。それにしても凄い人数がクロエのために動いています。
しかしみんなの健闘も空しく、クロエの両親からの返事は相変わらずNOでした。ここまでの努力は水の泡となり、立ち尽くすしかありません、
釈然としないここみん。悩みを家族に打ち明けます。
家族の問題だし、親からしてみれば子供は何よりも大切なのでその身を案じることは当然の事だとお父さんは優しく諭し、お母さんはクロエの家族を引き止めるより、笑顔で見送ってあげるべきだと提案します。
両親の話を聞き、考えを改めたここみん。後日みんなも引き止める事ばかり考えていた事を反省します。今の時代遠く離れていてもネットで繋がれるし、どうしても会いたい時は自分達でクロエに会いに行こうという方向で話は纏まりました。
これを聞いていた野々花は、日本を去るクロエを快く送り出すための送別会を企画します。
その後校内で送別会に出席するメンバーを集めます。先程のにゃんこズ5や衣装係として手芸部など、多くの参加者を募り盛大なパーティーの準備が始まりました。
ここでOPが流れ、パーティーのセッティングの様子が映し出されます。アニメ最終回の途中とか最後でOP流す演出、ベタですが私は好きですね。ちなみにこのアニメは後1話ありますが。
先程の面々に加えにゅーろんのメンバー、五十鈴ちゃんとはるこみん、木乃子つぐみいちごちゃん…学年問わず、一体いつどこでクロエと仲良くなったのか分からない人達も、皆クロエの送別会の準備を手伝っています。
そして時間は流れ、明日はいよいよ送別会。
喫茶コスモスでは飾り付けが完成し、料理の下準備も済ませてあとは明日を向かえるのみとなりました。
そこへクロエがやってきます。
クロエは綺麗に飾り付けられた店内を見て感動。みんなとたわいない会話で盛り上がります。
そんな中、クロエに一通の電話が…
相手はパパからでした。
どうやら既に来日しており、クロエを迎えに来るとのこと。
予想だにしない自体に戸惑う彼女たち。このままクロエを連れて帰ってしまっては、せっかくの準備が全部水の泡です。
そうこうしてる間にパパが到着。クロエパパは金髪イケオジでした。何気にクロエがドイツ語を話しているのは超絶レアシーンです。
パパ「クロエガ、トテモ、オセワニナリマシタ。」
パパはカタコトですが日本語をペラペラと喋れる様です。
思ったより優しそうなパパにあっけにとられる一同。気を取り直し、クロエの帰国を考え直して欲しいと訴えます。
彼女達の訴えを聞き、クロエがみんなから愛されていること、良い友達を沢山持ったことを嬉しく思っており、彼女達に感謝していると言います。
それでも親として、大切な娘を1人で住まわせて置くには心配だと自分の意見を曲げることはありません。
しかし、聖櫻はとてもいい学校だし、自分たちもいるからクロエを危ない目には遭わせないと、彼女たちも諦めずに食い下がります。
するとパパからひとこと
パバ「ナグラレマス。108カイモ!」
?????
パパ「シンネンガ近ヅクト、武器ガ売ラレタリ、死ノキケンガアルタベモノヲ、タベナクテハナラナイトカ」
クロエ「スベテ、ジジツデスカラ…」
文緒「?私達にも分かるように説明してもらえますか???」
Q.殴られるとは?
A.クロエ「日本では邪悪な気持ちを消し去るために、108回殴られます。」
秋穂「108回って除夜の鐘のことなのでは?」
Q.武器が売られるってどういうことですか?
A.クロエ「邪悪なものを貫く、丈夫な矢のことです。」
秋穂「破魔矢かな?」
その他にも魔物を退治するロープ(しめ縄)鋭く尖った竹(門松)を家の前に準備する、餅という命の危険があるが美味いので誰も拒めない危険な食い物があるとクロエは豪語します。その横でパパもウンウンと頷きます。
パパ「ワカッテイタダケマシタカ?クロエヲシンパイスルワケ」
とんでもない誤解をしているルメール家に、文緒ちゃんが優しく本当の事を教えてあげました❤
日本に命の危険が及ぶような文化が無いことを知ったパパ。間違ってはいないけど間違っていました。
パパはクロエに、まだまだ日本文化への理解が足りてないからもう少し残って勉強しなさいと、日本への留学は継続することになりました。
後ろでエレナとニッコニコで踊る秋穂お姉ちゃん可愛すぎませんか?????もうこれだけでこの回は神回だと言っても過言です。
こうして壮絶な勘違いから始まった一連の騒動は幕を下ろしました。空も祝福とばかりに雪が降り始めました。この時のユーリヤのロシア語が分からなかったので、分かる人教えてください。
〜11話完~
留学生キャラがいるアニメあるあるな帰国問題回でしたが、あまりにも理由がおバカ過ぎました()
これまでの話でもクロエは、話を掻き回してくるトラブルメーカー的な役割を果たしてきましたが、ここに来てどでかいのをやってくれました。さすがはクロエ主役回です。
まあ帰国することは無いんだろうなとは思いつつも、どういうオチをつけてくるのかと考えていましたが、予想を飛び越えてきました。
これまでクロエが若干間違えた日本語を言った後、文緒ちゃんが訂正する流れを度々やってましたが、この話は丸々1話かけてこの流れをやっていてあまりにも拍子抜けです。
これだったらクロエが落ち込んで様子がおかしいシーンより、みんなで送別会改めクリスマスパーティーをしている場面が見たかったですが、そこはカットされてしまいました()
そもそも日本まで迎えに来るなら、来日する日付とか娘に予め伝えて無いんでしょうか?この件で喧嘩してて連絡取り合って無かったとかなら分かりますが、再開した時に普通に喋っていますし、そもそも電話してから来るのが早すぎます。
この辺の雑さにいちいち突っ込んでしまう人はこのアニメ視聴に向いていません。緩く楽しみましょう。緩すぎて頭のネジがぶっ飛んでいきそうです。
まだ突っ込みたいところは山ほどありますがひとまず置いといて、シリアスモードになっているクロエとか、クロエのドイツ語シーンとか、ドヤ顔で間違った日本文化語る所とかetc…これでもかってくらいクロエの魅力を詰め込んでいるので、クロエ推しにはたまらん1話になったんじゃ無いでしょうか。
パパから再び学校に通ってもいいと言われた時に、クロエが涙を流して喜ぶシーンとかの作画も良かったと思います。
あとは、秋穂お姉ちゃん、芽衣ちゃん、ユーリヤ、忍、麗巳ちゃん等々私の好きなキャラも沢山出たし、うん、この話も神回や!今回はこれで終わり!!
皆さんも悩みは早めに相談しましょう。取り返しのつかない事になるかもしれません。
という事で次回でいよいよ最終回です。
みんなで年越しのお話です。
それではまたお会いしましょう。
最終回