今年も気づけばもう9月中旬。
プロ野球も終盤戦のこの頃、昨日阪神タイガースが18年振りのリーグ優勝を達成しました。
18年前と同じく圧倒的強さでセ・リーグの首位を走り、夏の死のロードをもろともせず最後まで走り抜けました。
近年も惜しいところまではいっていたものの、なかなか1位には届かなかった阪神ですが、そんな中でも投打で核となる選手が育ち、今年ようやく実を結んだ形となりました。
文句無しの優勝でした。おめでとうございます。
阪神のこの強さを見ると、ドラゴンズはまだまだなって思います。
課題は沢山ありますが、期待できる若手も出てきているので数年後期待したいと思います。
そして、シーズンも終盤となるとやはり進退についての話もチラホラ出てきます。
ヤクルトの石川、青木両選手、西武の栗山、中村選手は来年も現役続行されるとの情報がありました。
彼らはまだ自分が子供の時からプロとして第1線で活躍していました。その選手がまだ現役としてバリバリ試合で活躍してるのを見ると、やはり嬉しいものですね。来年も皆さんの活躍を期待してます。
一方で残念なニュースが出てくるのも事実。
今月12日、中日ドラゴンズの福田永将選手、堂上直倫選手、大野奨太選手が現役引退を表明。
翌日には、谷元圭介投手も引退を表明されました。
福田選手は、落合監督にその素質を見出され、期待されていましたが中々結果が出ませんでした。
それでも2017年には95試合で18本のホームランを打ち、以後は一軍に定着し豪快なホームランを沢山見せてくれました。特に巨人戦では良く打ってた印象があります。
近年では怪我の影響で出場機会が激減し、今年も一軍に上がってきたもののまた怪我をしてしまいました。それでもこの歳で膝の大怪我から復帰し、ホームランを打ってくれました。
最後までロマン砲で終わってしまいましたが、その豪快なバッティングでファンを魅了してくれました。
堂上選手は、地元のスター候補として入団したのもあって、半端ないプレッシャーがあったと思います。
確かに入団直後は長距離打者として期待されていたため、ファンが思ったような成績ではなかったかもしれません。
打撃では伸び悩みましたが、守備の名手として16年1000試合以上に出場しました。
大野奨太選手、谷元投手は日ハム黄金期の立役者であり、まさか2人とも中日に来るとは思ってもいませんでした。
大野選手は今もメジャーで大活躍中のダルビッシュ有投手と大谷選手の2人の球を受けてきたキャッチャーです。
黄金時代の日ハムを率いていた彼も、肩の怪我をしてから出場機会が減り、出番を求めて中日に移籍してきました。
しかし中々状態が良くならず、結果としては日ハム時代より出場数を減らしてしまいました。
ただ二軍でバッテリーを組んだ投手と時折一緒に一軍へ上がってきて、抑えているのを見るとやはり強豪チームを率いてただけはあるなと思いました。
去年謎に打ちまくってた試合もありましたねww
経験値とかでは今の中日の誰よりもあるはずなので、次期監督候補としてこれからも中日で頑張って欲しいです。
谷元投手が来た時のことは今でも鮮明に覚えています。
だってその年にオールスターに出場してたんですよ?そんな選手が金銭トレードで移籍してきたと聞いた時は誤報だと思ってました。オールスター選手がその年の内にトレードされたのは谷元投手だけです。
当初は、環境の違いなのか成績が安定しませんでしたが、2020年に復活。主に他の投手がピンチで降板した後に投げる火消し要員として再起しました。
これも数々の修羅場をかいくぐってきた谷元投手だからこそ務まったポジションだと思います。
今年も二軍では良い成績を収めていたのでもう1年くらいやるかなと思ってたところでしたが、引退を決意されました。
167cmと、プロ野球選手としてはかなり小型でしたが、日ハムの日本一に貢献し胴上げ投手にもなりました。
更に38歳まで現役で投げ、通算500試合以上に登板しました。紛れもない名選手でした。
プレー以外でもファン感謝祭などで全力でボケ倒し、盛り上げてくれました。今年の引退試合、及びファン感でも期待してます!
チームを支えてきたベテラン達が一斉に引退して、めちゃくちゃ驚きましたが、仕方の無いことです。
寂しいことですが、皆さん人望に厚い選手はかりなので、是非コーチ等でチームに残って今の中日の立て直しをお願いしたいです。
皆さんの活躍は私たちファンの心の中でずっと輝き続けます。今シーズン残り少ないですが、最後まで悔いのないよう、残りの現役生活を存分に楽しんでください。